以前腕上がり対策として使用している4ArmStrongについて書きましたが、
先週のハードエンデューロ G-NET日高ロックスでは久しぶりに酷い腕上がりに悩まされ、思うような走りができず悔しい思いをしたので、一週間ぶりの練習でちょっと実験してきました。

まずは日高ロックスの決勝の状況を振り返ります
・ガレの練習を一ヶ月以上空けてしまった
・大会二日前に杭打ちという腕上がりに悪影響を与える作業をしてしまった
・決勝コースは下見ができないため、初見で走らなくてはならない
・予選一位ということで決勝も勢いよく飛び出してレースをスタート
・コースは基本的に岩だらけで、前半は平坦でそこそこスピードが出る
・岩が多くコース前半10分以上休むところがない

これだけ揃うと腕上りするのもわかる気がします。
そして問題は、4ArmStrongの施術をいつもより短時間で済ませてしまったことが最も大きな要因かと思われます。
右腕が既に痛いことからちょっと甘えが出て施術不足のままスタート。
5分も経たずに腕上りが始まり、少しペースを落としたがコースをクリアするだけでも腕を使わざるを得ない状況に。
そこから一気に腕パンパンになってしまいました・・・
JNCCならば1周目である程度まで腕上がりが起きて、2〜3周目を若干ペースダウンすることで以降全く腕上がりなく走行できるという実績がありましたが、今回はそこまで上げてはいけないといところまで腕上がりを起こしてしまい、回復困難という状況。

という諸々の自分の準備不足やJNCCでの腕上がりパターン、今回の日高ロックスのパターンや練習時に4ArmStrongを使用しないで走り始めたときの腕上がり症状から、今日の練習では基本に戻ってしっかりと施術し、更に乗る前に一度スポンジボール(100均などで売ってる)をニギニギしてある程度の腕上がりを起こし、これが落ち着いてから練習を開始。

そして7ヶ月ぶりに乗るMXコースをあえて1周目から全開走行してみましたが、暑さで集中が切れそうになる10分まで腕上がり無しで走行することができました!
ここ最近のスピード練習の乗り始めは5分くらいで結構な腕上がりが起き、ちょっとペースを考えて我慢して・・・どうにか走るというパターンが多かったのですが、今回の施術と対策は自分の体にマッチしたパターンを見つけられたのではないかと思います。
この後10分の全開ヒート練習5回行いましたが、腕上がり無く走れました。

施術と一度パンプアップ
乗り始めはバイクの推進力や挙動に対する体の動きが遅れがち(受け身)で、これの影響で腕上がりが起きやすいことは間違いないが、JNCCで調子良くなる3周目あたりに近い腕の状況が最初から作れているということは少なからず好影響があると感じることができた。

失敗を振り返り、そこから得ることができた自分にマッチした対策を見つけたので、少ない時間で効率よく練習するためにもこの方法を継続してみます!

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