2021JNCC第3戦 岐阜鈴蘭大会レースレポート

大会名:JNCC2021第3戦 岐阜鈴蘭大会
成績:COMP-AA 8位 総合14位
BIKE:KTM250SXF Jon it.モディファイ
タイヤ:F IRC NA (0.55kgf) R IRC M5B EVO(ムース)
チェーン:DID
リム:DID 軽
ウェアー:seven
ブーツ:TCX
アイウェア:OAKLEY
ハンドル:ISA テーパーハンドル
セットアップ&メンテナンス:Jon it.

本格山岳ラウンドの始まりとなる今大会の鈴蘭は、一昨年Aクラス時代に自身最高となる5位を獲得し、得意とするコース。
これまでの2戦よりも速度域も低く、ハード要素が多く含まれることから、フロントスプロケを1T下げた13Tや、フロントサスペンションのエア圧を若干下げる事をメカニックの原田さん提案により実施。
タイヤはフロントにIRCのテストタイヤ、リヤにはM5Bにムースの組み合わせとしたが、ムースが予定よりも張りが強いため、現地で穴あけとスライスを実施し、何度も脱ぎ履きし理想の硬さに調整する事ができた。
また、今回からハンドルバーをISAのテーパーハンドルに変更し、直前テストではハイスピードコースで振られの軽減、そしてしなやかな特性から扱いやすさと疲労軽減を感じる事ができた。

IRCやサーロンのブース出展も回を重ね、スタッフとの連携や各自の役割も明確になった事で、よりレースに臨む環境は整った。
また、今回は事前にTwitterでIRCブースでタイヤ選択やこれに合わせたライディングアドバイスを実施する事をお伝えしていたこともあり、たくさんの方とタイヤの事、コースの事などお話しする機会があり、これは今後もブラッシュアップを重ね継続したいところ。

さて、レースはと言えば予報通りの雨。
過去最高難易度と言えるコースに雨が降ったことでサバイバルレースになる事は誰もが想像できたこと。
渋滞が予想される2カ所のヒルクライムがカットされ、レース時間が短縮されると言うアナウンスを受けてレースをスタートした。
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スタートは7番手あたりで悪くない滑り出し。
正直なところあまり得意でないがれ場でもたついてしまう場面もあったが焦ることなく飛ばしすぎないようにと自分に言い聞かせ1周目をクラス6位で通過。
その後4周目までは多少のミスはあったものの転倒することもなく淡々とレースを進めクラス5位総合7位のポジションに。
しかし5周目にバックマーカーとの接触などもあり徐々にリズムが狂い始める。
時間経過とともにコースは徐々に荒れ、バックマーカーの間をすり抜けリズムよく走れれば難なくこなせるヒルクライムも、ちょっとしたミスや止まっているライダーと同じラインに入ってしまったことで途中で止まってしまうなどのミスが自分自身に目立つようになり、体力消耗が一気に進んでしまった。
しかしどれだけヒルクライムで止まったとしても、リヤタイヤのM5Bはしっかり路面に食いついて何度もリスタートを助けてくれた。
またフロントスプロケットを小さくしたことで、得意ではないガレ登りでは一速で半クラッチを一切使わずにアクセルワークだけでトコトコ登ることができ、ラインチェンジのためのリスタートなどでもタイヤ性能と相まって、たくさんの楽をさせてもらえた。
ベース車両がモトクロッサーにもかかわらずこういった場面での扱いやすさには、もちろんマシンの作り手であるメカニックの経験や感覚から細かなモディファイを重ねたことで得ることができている。
と、マシンは本当に申し分なかったのだが、クラス5位、総合9位で迎えた最終周。
中盤からのいくつかのヒルクライムで、疲労による勢いの無さから失速したり、バックマーカーとの接触などによる転倒を何度も繰り返し、何台にもパスされて総合14位クラス8位と言う今季最低順位でレースを終えた。
心折れる事は無かったが、最終周の失態は本当に反省すべき事。
今季から4ストに乗り換えたにも関わらず体重、筋肉量減も原因と感じる。
練習の感触は悪くないし、レース中も決して悪い感じはしないので、気持ちよく思い通りに走り続けるための体やマシン作り、練習をして次戦に臨みたい。

タイヤ選択について
リヤに履いたM5Bは前記の通りヒルクライム性能の高さ、リスタート能力の高さは特筆すべき点。
ショータイムと言われるウッドチップのフカフカ助走からツルツル路面の土手を登るセクションでも、最後の一開けでクリアできてしまうほど、瞬間的な加速が可能であり、全周回でショータイムは一発クリアできた。
そしてブロックの高さとゴム質がやや硬いと言うバランスから、エア圧やムースをパンパンにしなければ、がれ場のグリップも悪くないと感じた。

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フロントスプロケについて
13Tにし、事前練習ではこれまで2速で走り、アクセルを戻した時のエンブレが気になっていた場面で3速を使う事で一気に楽に速く走れるようになった。
レースでは極低速でのガレ登りでは1速
瞬間的加速から登るショータイムでは2速
長いヒルクライムでは3速
と、各場面でギヤ比がピタっとハマった。

ISAテーパーハンドル
事前練習ではライディング時にある程度の好感触を得ていたが、今回のレースは路面が柔らかいマディと言うこともあり、直感的な印象を受けるよりも、全く違和感無しと言う印象。
しかしこのレポートを書くレース翌日の肩周りの疲労感はこれまでの2大会よりも軽く、ハンドルのしなやかさ、扱いやすさも要因の一つではないかと感じている。

車両全体に言えることだが、自分に合った良い車両とはどこかに特別な印象を持つことなく、ライディングに集中できるものと考える。
そう言った意味では、今回のマシンセットアップ、パーツチョイスはネガティブ箇所は無く、良い車両に仕上がっていると言える。

気に入っているこの車両をより速く走らせるため、コースに合わせたセットアップとライダーの努力で残りのレースはより上位を目指します!

次のJNCCは6月20日 岐阜ダイナランド

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