JNCC2022 第3戦  長野 ビッグバード高井富士大会レースレポート

大会名:JNCC2022 第3戦  長野 ビッグバード高井富士大会
成績:COMP-AA 20位 2周目リタイヤ
公式LIVEリザルト
BIKE:KTM250SXF Jon it.モディファイ
タイヤ
F :IRC IX09 90/100-21 Wチューブ(0.55kgf)
R :IRC BR99 140サイズ Wチューブ(0.4kgf)
リム:DID 軽
ウェアー:ROYAL
ハンドル:ISA テーパーハンドル
セットアップ&メンテナンス:Jon it.

前回広島大会で車両セットアップには十分な満足を感じたため、今回は特段仕様変更は行わずに臨んだ。
今大会はJNCC初のコンプクラスに限り後輪タイヤFIM規制となったことで、iRC BR99の140サイズを選択した。
ブロック高が13mm以下であり公道走行できることがFIMの規定となり、当然ながら今まで使用していた33sやM5Bとは加速時の反応が異なる。
1月に1ヶ月間BR99を履き続け、アクセル開度調整と後輪への加重を意識することでしっかり走ってくれることは確認できていたため、不安なくレース会場へと向かった。

今回もスペシャライズドのe-MTBを使い前日にコース一周し、レース直前にも気になるポイント数箇所を下見しながらe-MTBに乗ることで体を温めてスタートを迎えた。
ゲレンデをくだり切った後の加速時にいかにタイヤをうまく使うかがポイントであると感じた。

スタートフラッグが振り下ろされ中盤やや後方でレースはスタート。
ゲレンデ部分は埃が立ちなかなか前を抜くことができないが、下見でイメージしたギャップが少なくつながりの良いラインを選び、路面凹凸にもしっかり体で合わせることを意識して走る。
腕上がりや疲れもなく13位で1周目を終える。
ここから前をパスして徐々にペースアップを始めた矢先、キャンバーの残雪箇所で想定よりも後輪が滑り、咄嗟に左足を着いた。
つま先が何かに引っかかっり、外方向に膝下が持っていかれ踏ん張り切れずに転倒。
バイクを起こすが膝に痛みが走り、力が入らず再スタートできない。
数分休んだ後に再スタートするが、直後膝が「ガクッ」と外れるような感覚があり、靭帯を痛めたと判断しレースをリタイヤし、即座に圧迫やアイシングが必要と感じ救護へと向かった。

JNCCの救護チームとは以前から親交もあり、スムースに転倒時状況を伝えることができ、すぐに怪我の状況把握と処置が行われた。
・前十字靭帯損傷の疑い
・まずは圧迫アイシング
・早急にMRI撮影と診断
・オペが必要な可能性があるため診察からオペまで一貫して行える病院を選ぶ

こういった処置、評価、アドバイスがプロからもらえるのだから心強い。

チームスタッフや仲間にブース撤収や積み込みをお願いし、徹底的にアイシングしながら帰宅。
SNSで状況をポストしたところ、たくさんのアドバイスや病院紹介をいただく中で、同様の怪我を2度克服したトップライダーから病院とドクターを紹介してもらい、病院ウェブサイトでも前十字靭帯治癒の実績が見え、すぐに状況を伝え予約。
専門医の診断、MRI撮影、溜まった血液を抜き腫れを軽減、リハビリを行い、たった1日で回復、改善へ向かうこととなった。

2週間後の再診察の状況次第で3週間後〜4週間後に再建オペを予定。
この2週間後の診察までに通常通り歩行可能レベルまでリハビリで戻す。
これによりオペ後のリハビリが楽になり早期回復が期待できるということらしい。
リハビリの技師によれば、直後の処置も良く断裂翌日としてはかなり良い状態とのこと。

救護チームの対応、SNSを通じたアドバイスや紹介、整った施設と実績ある病院の診察や処置により回復までの道のりに不安は無くなった。
6ヶ月後の完全治癒が今の目標となり、長い期間ではあるがこれも貴重な機会と感じこの時間を過ごして行こうと思う。

30歳でMTBのプロアスリートを引退し、38歳でJNCCに軽い気持ちでエントリー。
気が向いたら参加するというスタイルで2018年まで楽しくやってきたが、2019年42歳の時にAA昇格だけでなくAA上位で走れるようになりたいと願い、トレーニング、練習に多くの時間を割くようになり、この頃からプロ意識を持つようになった。
コロナの影響で2020年に一時活動休止があったが、2021シーズン後半にかけてどうにかこれを取り戻し、フィジカル強化、練習方法の改善を行い臨んだ今シーズンだった。
2021シーズンランキング4位「ゼッケン4」は自分の想定を超えていた。
年齢のことを言うのはあまり好きではないが、幼少期のモトクロス経験はあるものの、トップとは雲泥の差があった自分が40歳をすぎてここまで来れたことへの満足感は大きい。

今後バイクに乗らないと言う選択肢は無いが、レースへの向き合い方、楽しみ方を一度よく考える機会かもしれない。
きっと乗ったら速く走りたいとしか思わないのだろうけど・・・

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